移住のための給付金制度や費用の手当は?予算の検討も!

この記事は4分で読めます

ここ数年、地方の市町村の「PR動画」が面白いと

よく話題になることがありますよね!

 

 

皆さんご存知の通り、

現在日本は人口が都市部に集中し、

地方は深刻な過疎化に陥っています・・。

 

 

それに伴って、

高齢者の孤独死問題や空き家問題など

地方は大きな問題を抱えています。

 

 

これを解決するため、都市部から過疎地域への

「移住者」を増やすということは

地方の市町村にとっては

非常に重要なミッションとなっているのです。

 

 

皆さんは移住と聞くとどんなイメージですか?

・大自然の中でのびのび生活ができる

・食べ物も空気も水もうまい!健康的。

・物価が安い。自給自足も不可能ではない。

などのポジティブなイメージもありますし、

 

・友人知人と離れてしまい周りは知らない人ばかり

・経済的に困窮しないか心配

などのネガティブなイメージもあると思います。

 

 

今回は「移住とお金」という観点から、

移住者に対する経済的な支援に関することを

調べて書いて見たいと思います!

 

筆者も東京から福岡への移住組なので、

人ごとではないっっ!

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話題となった面白いPR動画

各都道府県のPR動画は、ただ名産品や観光地を紹介するだけでは評判にならないため、

著名な芸能人を出演させたり、面白くて口コミで広がるような企画で勝負する動画が増えてきています。

企画が尖れば尖るほど非難する人も増えるため、ニュース番組などで取り上げられることになります。

そもそもそれを狙った戦略だとも考えられますね!

 

仙台・宮城の観光PR動画

壇蜜さんを使ったちょいエロな企画が多くの女性から非難をあび話題に。

 

兵庫県朝来市の観光PR動画

史跡・生野銀山をPRするも元炭鉱夫から批判を受け話題に。

 

秋田県の観光PR動画

秋田出身である柳葉敏郎さんが歌うストレートな観光PR。感動する作品。

 

愛知県の観光PR動画

松平健さん出演で高いクオリティ、そしてマンベンなく愛知県を紹介。

 

宮城県小林市の観光PR動画

最後のオチが衝撃的でかなり話題になった作品

 

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近年の移住状況

このように各都道府県が移住者確保のために予算を投じてPRをしている訳ですが、実際に移住者は増えているのでしょうか?

 

国土交通省のデータを参考にすると、

経済一辺倒の豊かさではなく、自然や地域との触れあいを大切にする生き方も求められており、田園回帰と呼ばれるように、地域を志向し地域を大切にしたいという若者も増えてきているとの指摘がある。

との見解が出されています。

 

実際に若い世代の地方移住の願望は高まってきているようで、2005年調査に比べ2014年調査では、30代の農山漁村への定住願望が17.0%から32.7%へ、40代では15.9%から35.0%へと伸びています。

 

また、東京都に所在地がある特定非営利活動法人ふるさと回帰支援センターのデータでは、2014年の利用実績を見ると、来場者は2013年の約1.4倍となっていて、明らかに移住を希望する人が増えてきていることがわかります。

 

このように都市部から地方へ移住したいと人は増えてきているので、後はどこの市町村へ移住するか、という移住者争奪戦になります。

 

 

人気の移住先は?

これについてはいくつかの調査データがありますので、ある程度著名と思われる「田舎暮らしの本」(宝島社)を参考にします。

人気の移住先ベスト3です!

 

3位 富山県南砺市

「なんとし」と読みます。

人口は約53,000人。

世界遺産である「白川郷・五箇山の合掌造り集落」と演劇祭のある旧利賀村があります。

観光地として人気であり大自然に囲まれる南砺市ですが、なぜ移住者に人気なのでしょうか?

 

それは移住を支援する南砺市の定住奨励金制度が手厚いからだそうです。

市外に5年以上住んでいた人が南砺市で定住用の住宅を購入する場合、新築住宅で100万円、中古住宅でも60万円の手当が支給され、なおかつ住む人数の一人当たり5万円がプラスされるんだとか。(世帯主除く)

これらの制度のおかげもあり、2016年度は半年間で114人もの人が移住してきたそうです。すごいですよね、この数字。

 

 

2位 大分県豊後高田市

人口は約23,000人。

国東半島の北西部にあり、温泉も出るのんびりできる農村部です。

住みたい田舎ランキングの総合部門で5年連続トップ3に入るほど、移住者にとっては理想に近い環境があるエリアとなっているようです。

 

都心部から農業をするために移住する人も多いようですね。

しかし、都心部での仕事を捨てて農業移住って相当覚悟が入りそうですよね。

いきなりできるんでしょうか。

このような不安を持つ人が多いため、豊後高田市では農村生活を体験できるプログラムを整備して、移住者が安心して移住できる仕組みを作り上げているのです。

 

移住者の獲得に成功している地方市町村といえますね。

 

 

1位 鳥取県鳥取市

人口は約19万人。

鳥取県の県庁所在地であり、観光地として有名な鳥取砂丘がある鳥取市。

県としてはそこまで知名度は高くない印象だったので意外な結果で驚きです。

 

鳥取市は移住者のための「コンシェルジュ」を用意し、移住希望者の相談を受け付けたり、仕事探しや住まい探し、子育て相談など様々なサポートを用意しているのが特徴的です。

その取り組みもあり、半年間で200人ほどの移住実績があるそうです。

 

田舎は日本中探せばいくらでもありますので、どれだけ市町村自治体が移住者を大事にしてくれているかという点が移住者争奪戦に勝つための秘訣ということかもしれません。

 

 

ちなみに東京にあるふるさと回帰支援センターでのデータでは

2016年 1位:山梨県、2位:長野県、3位:静岡県
2015年 1位:長野県、2位:山梨県、3位:島根県
2014年 1位:山梨県、2位:長野県、3位:岡山県

となっています。

東京都心部の人は、都心から離れすぎるのは嫌で、「都心部にもすぐに行ける程度の田舎」に憧れるようですね!

 

 

どのような給付金などの支援制度があるのか?

各都道府県市町村で移住者に対してどのような支援をしているかはこちらのサイトで確認することができます。

知らないと損する全国自治体支援制度

 

各自治体で様々な施策を行っていますが、比較的インパクトがあり、メディアに取り上げられた制度をいくつか紹介します。

 

和歌山県

世帯主または配偶者が40歳未満の世帯全員の移住で、10年以上の定住意思がある移住者に対して最大で250万円の手当が支給。

さらに60歳未満の人が起業する場合は、最大100万円が補助される。

 

 

東京都千代田区

区内に住む親世帯の近くに引っ越しすると、最長8年の間、助成が受けられる。

新婚世帯および子育て世帯(子の年齢は18才まで)が対象で、4人家族の場合、初年度6万円/月から1年ごとに減額され、8年目は1.8万円/月となり、8年間で374.4万円にもなる。

 

 

鹿児島三島村

定住目的で移住すると引っ越し費用としてフェリーの運賃(最大10万円)が支給される。

さらに、夫婦世帯で3年の間、月10万円の生活助成金がもらえる。

さらにさらに、子牛が1頭ついてくるらしい。まるでアフリカの結婚式のようだw断ったら代わりに何かもらえるのだろうか。

 

 

こんな感じで、各自治体は移住者に喜んでもらえそうな支援制度を企画して実施しています。

移住を検討している人はしっかり調べた上で、制度を最大限活用して移住を進めて欲しいと思います。

筆者は完全に逃しましたが・・・(涙)

 

 

ここまで移住を勧めるかのような内容で書いてきましたが、必ずしも移住が成功している人たちばかりではありません。

こちらを読んだら、逆に今の環境でもう少し頑張れるかもしれない・・・。

 

 

まとめ

移住に関してはまだまだ情報が必要だと思いますが、いったんこれでまとめとします。

このように各自治体は移住者に対して手厚い制度を設けて移住者確保に努めています。

PR動画はあくまでもそこの土地を知るきっかけであって、その土地に本当に移住するべきかどうかは、慎重に検討して進めるべきと思量します。

移住者にとって有益な情報がたくさんあると思いますので、引き続きリサーチして紹介していきたいと思います!

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