コリジョンルールとは何か?できた理由や意味・仕組みを紹介!

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2016年に入ってからスポーツニュースでたびたび目にする「コリジョンルール」。

簡単にいうとホームインしようとする走者とキャッチャーがぶつかることに関して取り決めたルールのことです。

2016年1月に正式導入が決まり運用されていますが、いろいろ曖昧なところがあり現場が混乱しているようですね・・・・

そんなコリジョンルールについて、

・コリジョンルールが導入された理由、背景

・コリジョンルールの意味

・コリジョンルールの仕組み

なんかを調べて勉強してみようと思います。

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コリジョンルールの概要

ホームインするときの走者が勢い余ってキャッチャーにぶつかってしまう光景は野球を観ていたらよく見かけますが、意図的にぶつかってくる選手がいたり、ホームベース上に座ってしまうキャッチャーがいたり、衝突によって怪我をしてしまう選手がいたりと、問題がたくさん起きていました。

これをルール化したのが、コリジョンルールです。

 

主な取り決めは以下になります。

・走路をブロックしていない捕手に走者が強引に体当たりをすることを禁じる
・ボールを保持していない捕手による走者の走路を妨害する行為を禁じる

 

このように決まっているのですが、見え方は人それぞれなので抗議・審議で判定が覆るなどのトラブルが起きています。

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コリジョンルールができた理由

2011年にメジャーリーグで事故がありました。

サンフランシスコ・ジャイアンツのキャッチャー、バスター・ポージー選手が、相手走者のタックルを受け、左下腿の腓骨骨折と左足首靱帯断裂の重傷を負ってしまいました。

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バスター・ポージー選手は「ルーキー・オブ・ザ・マンス」や「プレイヤー・オブ・ザ・マンス」を受賞し4番を担った優秀な若手選手でしたが、この事故でシーズン中の出場は絶望、幸いにも怪我は治って翌シーズンから復活することができました。よかった(ホッ)

これを受けて議論が起こり、2015年に正式にルールが採用されました。

その事故の動画がこちら(衝突後のシーンが痛々しいのでご注意ください)

 

日本でも、2013年以降、阪神タイガースのマット・マートンのタックルが危険だと問題視され、議論が起こり、2016年1月に採用になりました。

マット・マートン選手の危険タックルはこちら。キャッチャー、キレてますね。

 

「コリジョン」の意味は?

外部から引用させていただきます。

コリジョン(collision)
1 自動車や航空機などの衝突。「コリジョンコース」
2 LANなどのコンピューターネットワークで、一つの伝送路上に複数の端末から同時にデータ送信を行った場合に発生する衝突。多発すると通信に遅延が生じる。

要は「衝突」を表現する言葉です。

韓国的なニュアンスを感じますが、違います。

 

まとめ

2016年1月に導入されたコリジョンルールですが、すでに見直しが必要との声があがっており、今後の運用は難航しそうな感じです。

健全なプレーを促すという大義名分はとてもいいと思うのですが、ルールを作れば作るほど、試合は面白味のないものになっていくのかもしれませんね。

 

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