みなさん、こんにちは!
今回は政治のお話です。
政府が日本を出る人に対して出国税なる
新しい税金の検討を始めると話題になっています!
今でさえ、あれやこれやと
いろいろな税金を払っているのに、
(把握できていないほど・・・w)
さらに新たな税金って・・・
なんでも2020年に
訪日外国人を4000万人!
に増やす目標を達成するために
財源が必要だからやるんだとか。
(ちなみに2016年は2404万人で過去最高)
まー将来の日本のために使われるんだったら
仕方ないですけどね・・・
というわけで、
今回はこの新たな税制度である
出国税に関する諸情報を勉強がてら
調べてみたいと思います!
Sponsored Link
「出国税」はすでに実施されている!?
実はこの出国税、2年前の
2015年7月1日に実施されているのです。
えーっ!聞いていないよー!
って思いましたが、それは私が、、いや、、
多くの人が対象じゃないから知らなかっただけw
正式な名前は国外転出時課税制度といい、
1億円以上の資産(株式や投資信託などの
有価証券や未決済の信用取引など)を持つ資産家が対象
(だから私は関係ないw そしてきっとあなたも!w)
そのような資産家さんが海外に移住する際、
または1年を超すような海外転勤や留学をする際に、
株式の含み益などに所得税を課す制度です。
なぜこんなことをするのかというと、
株式売却益などに税金がかからない
タックスヘイブン(租税回避地)などで資産を売り、
課税を逃れる行為を防ぐ目的なんですね。
よって、納税を怠ったまま出国すると、
加算税などを含む額が追徴課税される厳しい仕組みになっています。
今回の検討は、これまでの資産家さんだけではなく、
一般ピーポーからも徴収しようという
泣けてくる制度になってくるという見通しです。
これから検討される出国税
先にも述べましたが、
日本を出て海外へ行く人に対して
税金をかけようというものです。
発表されている情報を見る限りでは、
ビジネスでも観光でも目的問わず
税金が課されそうな雰囲気です。
ただでさえテロなどで海外旅行者は
減少しているというのに、
向かい風になるような施策になってしまいますね。。。
旅行代理店などは大変です。
これから紹介しますが、
外国の出国税の例を参考にすると、
飛行機による出国の場合はおおむね
1500~3000円ほどの負担が必要になりそうとのこと。
海外での事例
海外ではすでに多くの国で
出国税が取り入れられているようです。
いくつかの例を見てみましょう。
・オーストラリア
空路で出国する場合は出国税55ドル
・韓国
29,000ウォン
・メキシコ
29.85ドル
・中国
90元(約1500円)
・香港
120香港ドル(約1680円)
・シンガポール
6.10シンガポールドル(約490円)
・マレーシア
73リンギ(約1880円)
・インドネシア
20万ルピア(約1650円)
・フィリピン
750ペソ(約1610円)
ほとんどの国の出国税や空港サービス料は
航空券代金と一括請求されているため
気づいていない人が多いと思います。
日本から外国への出発客は、すでに「空港税等の料金」を支払っている
これから出国する人に税金をかけまーす、というけど、
実はすでに支払っている税金があります。
それは空港税等の料金って内容で、
成田空港の場合、旅客サービス施設使用料(PSFC)と
旅客保安サービス料(PSSC)という名目で計2,610円、
羽田空港の場合、旅客取扱施設利用料(PSFC)として2,570円。
さらに取る気かー!!!
まとめ
あくまでもこれから検討に入る段階ですので、
何も決まっていません。
各業界から賛否の意見が出されてくるでしょうが、
代わりになる財源が見つからない限りは、
実施になるのでしょう。
あー税金って辛い。
Sponsored Link